皆さん、こんにちは!今回は簿記3級の最短合格への道をご紹介します。
タイトル通り、「最短合格への道:簿記3級勉強術 徹底解説」と題しまして、効果的な勉強方法や合格に必要なポイントに焦点を当ててお話ししていきます。ぜひ、最後までお付き合いくださいね。早速始めていきましょう!
簿記3級の概要
簿記3級は、商工会議所が実施する検定試験の1つです。
業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格。
簿記 3級 | 商工会議所の検定試験 (kentei.ne.jp)
基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル。
商工会議所が紹介している通り、多くの人から認知されており多くの企業から評価されている資格です。簿記3級は毎年50,000人近い受験者数がおり、常に人気の高い資格です。
毎回ばらつきがありますが簿記3級の合格率は35%から50%で、比較的合格しやすく独学でも挑戦しやすい資格だといえます。
簿記3級を取るメリット
簿記3級を取得すると以下のようなメリットがあります。
- 社会人としての一般常識が得られる。
- 履歴書に記載できる。
- 自営業や経理の実務に役立つ。
- 上位の資格を目指しやすくなる。
会計に関わる知識はどの企業でも役に立つので、もっていると職場で一目置かれる存在になります。また、履歴書に記載ができる資格で就職に有利になります。経理や一般事務の求人では応募の必須条件になっていることも多いので、簿記3級を取得すると応募できる企業数が増えます。
自営業や経理職では、帳簿を作るために仕訳を切っていきますがそのときに簿記3級の知識が役に立ちます。
簿記3級の上位資格は、
- 簿記2級/1級
- 公認会計士
- 税理士
があります。これらの会計資格をとる上でも簿記3級は重要な基礎となるスキルなので、最初のステップとして挑戦するといいでしょう。
教材の選び方と活用方法
教材の選び方
教材は書店で中身を確認して、自分が理解しやすいものを購入しましょう。
簿記3級の教材は大きく分けて
- 参考書
- 問題集
- 模擬試験
があります。参考書と問題集を購入するときは、同一のシリーズで購入することをお勧めします。理由は、問題集で演習して躓いたときに、参考書で理論的な部分を効率よく探すことができるからです。
模擬試験はネット試験対応の教材を選びましょう。模擬試験の教材を複数購入するときは、1冊がネット試験対応であれば他はネット試験対応でなくていいです。
教材の活用方法
教材が揃ったら、つぎは活用方法を確認していきましょう!
① 参考書を1項目分読む
大体2~4ページ分あります。順番通りに読んでいくようにしてください。簿記は希に前半の知識が必要になるので、順番をとばして途中から読むと理解に苦しむことがあります。
参考書の中に演習問題がある場合、問題を解いておきましょう。
② 問題集の参考書に対応する部分の問題を解く
参考書の意味はわかっても問題を解くとわからなくなる事はよくあります。
最短で合格を目指す人は、演習に躓いたらすぐに答えを見ましょう。最初は答えを見て解法を確認しながら演習を解ければオッケーです。
①と②を繰り返して最後の項目まで進めます。
③ 模擬試験を解く
模擬試験を1回分解きます。時間を計って解くといいでしょう。採点までして間違えた問題は解説の確認までしましょう。点数が低くても焦らないでください。はじめは合格点を取れないのが普通です。
④ 間違えた問題に対応する参考書を確認する
模擬試験で間違えたところは参考書で確認してください。その部分は理解が浅い&覚えていないところです。付箋紙をつけて確認しやすくしていいと思います。
⑤ 間違えた問題に対応する演習問題を解く
答えを見ずに完全に解けるようになるまで解きます。同じところがまた試験に出たときに絶対解けるようにしましょう。
⑥ ③~⑤を繰り返す
模擬試験すべての問題を解きましょう。最初は時間を多めに使ってもいいですが、本番までには時間以内に解けるようになりましょう。
受験方法
筆記試験とネット試験のちがい
簿記3級は筆記試験とネット試験で受験することができます。
筆記試験は年3回、2月、6月、11月にあります。
申し込み方法は各商工会議所によって異なるので、試験日の約2ヶ月前に希望受験地の商工会議所に確認してください。
試験結果がでるのは受験後およそ2週間後になります。合格者には合格証書が届きます。
ネット試験は、ほぼ1年中受験できます。
試験結果は試験が終わるとすぐに出ます。合格したら試験結果の用紙に合格証書を表示できるQRコードが付いてきます。
おすすめの受験方法
筆記試験とネット試験の経験がありますが、ネット試験の受験をお勧めします。
その理由は、
- 受験日、受験時間が自由に選べるから
- 受験会場あたりの人数が少ないから
です。
ネット試験は受験日、受験時間を選ぶことができます。予約している受験日の3日前までなら日時の変更ができます。なので、自分の一番調子のいい時間に試験を受けることができます。ただし、予約がいっぱいになると予約できなくなるので1ヶ月前には予約をとりましょう。
簿記検定は電卓を使用します。そのため試験会場は電卓を打つ音がよく聞こえます。私が筆記試験を受けたときは会場に100名近い受験者がいたので、電卓の音がすごくうるさくて集中力がそがれました。
ネット試験は、部屋が小さく受験者も少ないです。多くて10名ほどだと思います。その分周囲の雑音も少なくて集中しやすかったです。
さいごに
実際に簿記3級を取得した経験をもとに、「最短合格への道:簿記3級勉強術 徹底解説」を紹介させていただけました。この記事を参考にして読者のあなたも簿記3級を最短で合格してください。こころの底から応援しています!ファイトです!
コメント
経理事務でなくても3級あることで、すんなり理解することができる業務もあって、3級とって良かったと思いました。3級だけでも持っておきたい資格ですね。